切断ヴィーナスチャリティーカレンダー/モデル:金子美南海さん
8月25日(火)、「切断ヴィーナスチャリティーカレンダー2021」発売します。(現在予約受付中です)
切断ヴィーナス・カレンダーには8人のモデルが登場。ポップな前向きなイメージで、見る人のインスピレーションが動き出すカレンダーです。彼女たちが絶望のとき、生きる力をくれた看護師さんに「ありがとう」の気持ちを込めて、売上金の全額(販売経費手数料を除く)を、東京都看護協会に寄付します。
それぞれのモデルさんたちを紹介しています。 3回目は、コロナがなければ、今年からロサンゼルスでモデル活動をスタートさせる予定だった金子美南海さん。
中学では、陸上800メートル京都府大会で4位に入るなど、注目を集める存在に。15歳の時に、タクシー待ちをしている際、座っていた場所とタクシーの車体に足が挟まれ、右足膝下より切断し義足に。現在、美容師4年目。今年からモデル活動でロサンゼルスに行く予定でしたが、コロナの影響で延期。パラリンピックアスリートに憧れ、筋力トレーニングや、夜に自宅近所で練習を重ねています。
金子さんは、15歳と若かった私は、(突発的な不慮の事故で)右足を切断する事になり、受け入れる時間もなく切断と言う結果になり、自分の姿を見て何度も“死にたい”と看護師さんに話して泣いていました。すると、看護師さんが「辛かったね、凄く頑張ってるよ」と、一緒に泣いてくれました。看護師さんとは気が済むまでいっぱいお話しをしました。「みなみちゃんが元気で歩ける姿をまた見せにきてよ。楽しみにしてるね」と看護師さんが励ましてくれた言葉は忘れられなく、“頑張ろう…”という気持ちになりました。私にとって看護師さんは命の恩人でもあり、「私の将来を作って頂いた感謝しても仕切れない存在です」と話してくれました。
チャリティカレンダーへのひとりひとりの思いを、大きな力にして医療従事者・看護師さんたちに応援のメッセージを届けたいと思います。
写真は、過去に撮影した写真と撮影中の様子です。金子さんの撮影では、義肢装具士の臼井さんが金の義足を製作。この義足、すごいんです。ソケットの長さが、金子さん用に長さ調整されていて、金子さんにぴったり合うものでした。
撮影ディレクションには、デザイナーの樋口裕二さんが、ヘアメイクには、T.KADOKURAさんに、お手伝いいただきました。どんな写真がカレンダーに起用されるか、お楽しみに!
販売はショッピングアプリ「BASE」上(https://gisoku.base.shop/items/31329522)で行い、予約販売の受付もスタートしています(1,300円+送料)。
カレンダーの発売日(8月25日)には、12人の義足女性によるファッションショー「切断ヴィーナスショー」も、オンラインライブで無料配信します(某所において無観客開催)。「ヴィーナス」たちのメッセージを未来に残し伝えるため、写真と動画で記録します。配信時間などの詳細は、後日あらためてお知らせします。